お別れ

11/12、父の葬儀が無事に終了。

家族葬でこじんまりと。

良いお式となり、きちんと見送れて良かったと思う。

通夜はなしだったけど、旅立ちの儀式を母と妹と3人で立ち合い、

とても良かった。

納棺師さんが、きれいに本来の父の優しい顔にしてくれて、

ホッとしたというか感謝の気持ち。

納棺師というお仕事、もちろん大変だけど、

素晴らしいなと感動した。

遺影は、10年前の古希のお祝いの時の写真にした。

まだ認知症を患う前で、穏やかな笑顔のとても良い写真。

声をかけると、返事をしてくれそう。

この数ヶ月は食事もできず、言葉も発せず、寝たきりで、

でも意識はあったので、辛かったと思う。

最後に会った時には、なんとなく私と妹の事をわかっていたように見えたし、

こういう時が来ると、覚悟はしていたので割と冷静。

今は、本当にこういう日がくるんだ~という感覚。

父は、今、旅立ちの途中。

7日間の修業を7回繰り返し、四十九日を迎えるそう。

三途の川を渡るための硬貨も持っている。

現実的に、手続きなどまだまだやることがたくさんあるので、

頭の整理をしながら、クリアしていきたい。

母の方の体調もむらがあるので、気になるけど。

まずは、きちんとお別れができた事に安堵している。